『七月の炭酸水』

うどんが好きな、場末人の生存と残像。

« Le plus important est invisible »

 

 人間は一番嫌な体験のうちの一つとして、

大事な人や友達、自分が関わった重要他者に

 

「忘れられてしまう」

 

といったことがあるんじゃないかとふと、思った。

 

連想でドラえもんの「どくさいスイッチ」を思い出した。

 

ドラえもん 15 (てんとう虫コミックス)

ドラえもん 15 (てんとう虫コミックス)

 

 

 

 

「告白ニート」ーーあるいは「深海からの光」(スパンクル『深海』)

 

いたい いたい いたい いたい

閉じ込めた 想いが胸さす

ああ、いたい いたい いたい いたい

 

話では、とどかないから 

諦めた想いが 

胸刺す

 

話では、とどかないから

諦めながら 恋してる

 

教室の真ん中には

あなたの笑顔こぼれてる

 

おはようさえも

言えなくて うつむいて

すれちがう

 

こわい こわい こわい こわい

こんな痛みは知らなかった

 

こわい こわい こわい こわい

こんな痛みは知らなかった

あなたのせいだ  私のせいだ

 

いつだって あなたの横で

太陽の笑顔 私なんてとても叶わない

 

告白したら 嫌われる

みつめてるだけでいい

 

いたい いたい いたい いたい

閉じ込めた 想いが胸さす

 

いたい いたい いたい いたい

閉じ込めた 想いが胸さす

 

私のせいだ

 

明日の天気の予報は雨

もし、晴れたら 伝えよう

そういって 傘を用意する 弱虫

 

ああ、いたい いたい いたい いたい

閉じ込めた 想いが胸さす

 

いたい いたい いたい いたい

閉じ込めた 想いが胸さす

 

こわい こわい こわい こわい

こんな痛みは知らなかった

 

こわい こわい こわい こわい

こんな痛みは知らなかった

 

あなたのせいだ

私のせいだ

  

 


スパンクル「深海」PV

 

 

文学・小さき存在の声のほうへ ーー翁長雄志さん 「オキナワ 終わらぬ戦争(コレクション 戦争×文学)」

news.yahoo.co.jp

今日の新聞で翁長知事の訃報をみた。
新聞を2誌、駅のキオスクで買って熟読した。
(TheJapanTimesと朝日新聞)

 

最後まで闘い抜き、小さき者たちの歴史を代弁した人の存在のともしびが消えた。

 

平熱の戦争。

 

悲しみの雨の連鎖はいつ止まるのか?(いや、昔から人間の業ではないか)

勝てば官軍なのか?(比喩的に殺されていった存在/存在者たちのゆくえは?)

私たちは、本当に「公共性」を真摯に考えられるのか?

(主権を持つ日本国民として、沖縄の基地負担を日本国民が真摯に考えられているのか)

心静かに私はそんなことを考えた。

私は、ことばにこだわる人間として、文学を読んで受け取ったものから、自分のコトバで考える人としてこの本を図書館で借りた。夏期休暇に読みたい。

私は、Political realism,International affairs,National Security よりも、

自分らしく、地べたの声に耳を澄ませたくなったのだ。

オキナワ 終わらぬ戦争 (コレクション 戦争×文学)

オキナワ 終わらぬ戦争 (コレクション 戦争×文学)

 
はじめての沖縄 (よりみちパン! セ)

はじめての沖縄 (よりみちパン! セ)