『七月の炭酸水』

うどんが好きな、場末人の生存と残像。

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

大好きな詩

わたしを束ねないで 新川和江 わたしを束ねないで あらせいとうの花のように 白い葱(ねぎ)のように 束ねないでください わたしは稲穂 秋 大地が胸を焦がす 見渡すかぎりの金色(こんじき)の稲穂 わたしを止めないで 標本箱の昆虫のように 高原からきた絵…

【九州の100冊】『幻化』 梅崎春生 死の淵に見た生の輝き

www.nishinippon.co.jp 俺が明治学院大学(母校)の一般教養ゼミ(ヘボン塾)の日本文学ゼミで この梅崎春生『幻化』というテクストでゼミ論を書いた梅崎春生の優れた紹介と読解上の要約記事です。もしよろしければ、ご一読あれ。