『七月の炭酸水』

うどんが好きな、場末人の生存と残像。

文学・小さき存在の声のほうへ ーー翁長雄志さん 「オキナワ 終わらぬ戦争(コレクション 戦争×文学)」

news.yahoo.co.jp

今日の新聞で翁長知事の訃報をみた。
新聞を2誌、駅のキオスクで買って熟読した。
(TheJapanTimesと朝日新聞)

 

最後まで闘い抜き、小さき者たちの歴史を代弁した人の存在のともしびが消えた。

 

平熱の戦争。

 

悲しみの雨の連鎖はいつ止まるのか?(いや、昔から人間の業ではないか)

勝てば官軍なのか?(比喩的に殺されていった存在/存在者たちのゆくえは?)

私たちは、本当に「公共性」を真摯に考えられるのか?

(主権を持つ日本国民として、沖縄の基地負担を日本国民が真摯に考えられているのか)

心静かに私はそんなことを考えた。

私は、ことばにこだわる人間として、文学を読んで受け取ったものから、自分のコトバで考える人としてこの本を図書館で借りた。夏期休暇に読みたい。

私は、Political realism,International affairs,National Security よりも、

自分らしく、地べたの声に耳を澄ませたくなったのだ。

オキナワ 終わらぬ戦争 (コレクション 戦争×文学)

オキナワ 終わらぬ戦争 (コレクション 戦争×文学)

 
はじめての沖縄 (よりみちパン! セ)

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