「経産省若手官僚レポート」についてコメント

news.yahoo.co.jp

 

どうなんでしょう。いろんな立場やバックグラウンド・社会階層・世代などで
いろいろと賛否両論とかあるようなレポートのように読んだ。
このレポートはちょっとレベルの高い大学生の社会学ゼミだったら
十分やれる考察であると思うし、
(レベルの高い大学)の大学生と経産省の官僚も知的レベルはあまり変わらないのでは?
という印象。
いずれにせよ、俺はこのレポートについて「批判的に読む」こと
賛成するならどう説明するか、反対するならどう説明するかを
自分で考えて、フラットに複数の視点から読むことが最低限必要で
その議論のたたき台をオープンに提供してくれたという意味では有意義なのではと思う。

確かにキャッチーで薄っぺらな言葉が目立つ部分もあるが、
日常に生きるフツーの人はいい意味でも悪い意味でもそんな思慮深くないようにも思う。
みんな生活に必死で勉強する時間がないか、物事を考えることよりも自分のことで精一杯だと。

おそらく基本的な総論部分のアンチョコというか参考文献は
社会学者ジクムント・バウマンとウルリッヒ・ベックが提唱したコンセプト「リキッド・モダニティ」と「リスク社会」が基本線なのは社会学を真摯に専攻した大学生ならすぐ見破れるくらい。
あとは、枝葉(具体例)で特に「母子家庭」にこだわるのはなぜ?と感じた。
慶應SFC慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス)にいそうな意識高い大学生が書いたレポートやゼミ論みたいな印象に見えた。
実際に議論した識者の中に慶應SFCの先生もいたし。
かくいう私も5、6年前俺はウェブでのみだけど慶應SFCの科目履修生だったから
そういう色付けもあったのはよくわかった。
井庭先生の授業取ってたし。

 

社会システム理論: 不透明な社会を捉える知の技法 (リアリティ・プラス)

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