『七月の炭酸水』

作家・アート系気質なのに、会社員な人の生存と残像。

『夜中の雨が』

 

夜中の雨が 私の眠りをたたく

夜中の雨が 私の胸のむなしさをたたく

 

風は消える

 

樹々に降る雨の静けさの中に

 

追憶はとけてゆく 木の葉をたたく雨音の単調さの中に

 

夜中の雨が 人生の遙かさを奏でる

夜中の雨が 私の悲しみを濡らす