『七月の炭酸水』

うどんが好きな、場末人の生存と残像。

『梅雨の伴奏』

悲しみが村雨のようにひとしきり降り、さあっと通り過ぎてゆく。
今日は定期的にそんな1日(心象風景)だった。
 
ギタアを弾いたら、少し楽になった。スピッツの「冷たい頬」を歌詞を自分なりに少し変えて、
自分の情緒を流し込んで悲しく唄った。
 
スピッツはコードも難しくないし、わりとお手軽に唄える。
コスモス」という歌は俺の解釈では「車に乗って海に自殺に行く」というスピッツでもわりと稀有なうただ。(他にもそう捉えられる唄もあるだろうけれど)
 
秋の桜とかいてコスモス。まるで太宰の戯曲中編「冬の花火」みたいだ。
僕は地位も財産も何も保障されてはいない。
愛情を受けることも安心も保障もない、説明書もない。
くたびれた。こんなにもイカレやすい頭など、かみさまは知りはしない。
 
もうすぐ、夏がやってくる。