【前の「政治・経済」の記事に関する補足ー「法治国家」と「法の支配」の違い】

法治国家」と「法の支配」のコンセプトの違いで何が一番違うかということを補足したい。

端的に言えば「法治国家」という概念の理論上はいわゆる「悪法も法なり」ということを許容できてしまう。卑近な例で言えば、世論調査でも国民は批判的で反対する人が多い集団的自衛権特定秘密保護法など...

一方で「法の支配」というのは国民が法を代議制民主主義を通して、民意を反映させて権力者を「法で縛る」というロジックなので現実的なことは措いておいて「悪法も法なり」ということを防止するコンセプトであるのを強調した意味を含むのが一番の相違点かなと思う。

しかし、日本の代議制民主主義のリアルからはおおよそ、そのコンセプトや概念が機能しながら民主主義が回っているとは思えないし、そもそも民主主義を運営する前提が様々おかしいということから機能不全に陥っていることは間違い無いだろう。

しかし、コトバというのは大事だ。
常套句のように手垢やヘドロにまみれた「コトバ」を丁寧に洗って
再びその「コトバ」(そのコトバが生まれた歴史の背景や概念やコンセプトを含め)本来の活力を取り戻させる営みがまず必要だろう。