『七月の炭酸水』

うどんが好きな、場末人の生存と残像。

貧困世代 社会の監獄に閉じ込められた若者たち (講談社現代新書)

 

これは必読。
昔の「苦労は買ってでもしろ。」という言葉は現代ではもはやおとぎ話という叙述はうなずける。
昔はがんばればどうにかなるという感覚があったようだが、いまはがんばっていても報われない。苦労どころではないドレイのようにこき使われる人々・若者
若者も怒っているが、それを政治が吸い上げ、若者の現状を代弁する回路もない。若者はますます無力感と徒労を感じる。
社会のシステムを変えるべきと著者はいうが、ではどうやって?というところが難しいところ。