『七月の炭酸水』

うどんが好きな、場末人の生存と残像。

ベル・フックス「フェミニズムはみんなのもの」

 

フェミニズムはみんなのもの―情熱の政治学 (ウイメンズブックス (2-1))

フェミニズムはみんなのもの―情熱の政治学 (ウイメンズブックス (2-1))

 

 

ベル・フックスのフェミニズムは、
上野千鶴子みたいに「なんでも男が悪い」(話し合いが成立しないではないか...)

みたいなことはなく、
中立的だから、個人的な考えだが、とても好感が持てる。

これは余談だが、新聞も上野千鶴子のことは
なんでも神のご託宣のように記事にするのやめたらいいのにと。
フェミニズム/ジェンダー論を誤解する人が出てくるから、
潜在的)逆効果だと思う。
あまりに過激に反体制をやると、逆に体制もそれを受けて頑なに強化される。
確かに言いたいこともわかるが、戦略的ではない。

 

ベル・フックスの「フェミニズム理論」―周辺から中心へ

ベル・フックスの「フェミニズム理論」―周辺から中心へ

  • 作者: ベル・フックス,野?佐和,毛塚翠
  • 出版社/メーカー: あけび書房
  • 発売日: 2017/10/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 

 cf.他の論者として、「対話の重要性」を強調した論者の著者も挙げる

 

秩序を乱す女たち?: 政治理論とフェミニズム (サピエンティア)

秩序を乱す女たち?: 政治理論とフェミニズム (サピエンティア)

 
ロールズと自由な社会のジェンダー: 共生への対話

ロールズと自由な社会のジェンダー: 共生への対話

 
戦争に抗する――ケアの倫理と平和の構想

戦争に抗する――ケアの倫理と平和の構想

 

 

 

「マインドワンダリング」とストレス対処法としてのマインドフルネス

最近、自分を助けるための記事をあげているきがする。

でもこれも、「認知行動療法」的な「外在化」であり、「モニタリング」

でもあるので結構役に立つ。

まだ休養中のうちなので時間に余裕があるし。

(追記)

「マインドワンダリング」のような

過去の「つらい記憶」を想起や反すうするだけでも、ストレスホルモンの

コルチゾールとアドレナリンが分泌されうるらしい。

ある意味恐ろしい...そのグルグル思考や悪循環から脱出するために

コーピングやマインドフルネスを習慣化することがいかに自分を助くか。

news.doctor-trust.co.jp

子ども情報ステーションbyぷるすあるは

私も子どもの時から母がうつを抱えていました。
このような啓発活動はきっと(かつての私)と同じような境遇で
一人ぼっちで不全感を抱えながら生きている子どもたちの希望になるはずです。

啓発活動がなされることで子どもの心の痛みや不全感が社会に顕在化し、
社会が理解してくれることで当事者の負担がどんなに軽くなるだろうと
感じます。

それは、居場所を作ったり、当事者たちが支えあったり、
周りの人の理解や支援を得られることができることにも
繋がると思うので。

私も応援したいと思っています。

 

 

「メディア掲載ほか」─精神障害の親をもつ子どもの立場の方の声など - 子ども情報ステーションby ぷるすあるは

HPのトップ↓ 

kidsinfost.net

 

 

ーー以下は「子ども情報ステーション by ぷるすあるは」精神障がいやこころの不調、発達凸凹をかかえた親とその’子ども’の情報&応援サイト」からの引用です

精神障害の親がいて」
今年1月、朝日新聞に3日間の連載がのりました
2月には反響編も
取材、執筆された久永記者によるコラムです
子ども情報ステーションの情報ページにもふれてくださっています
子どもへの視点、家族への視点、必要な情報と応援がひろがりますように

http://www.asahi.com/articles/DA3S12832220.html
(無料ですが全文を読むには登録が必要です)

 

「Ok Computer Oknotok 1997 2017」fes.

www.youtube.comhttps://www.youtube.com/watch?v=G4uIMRQtrMs

So beautiful...「Ok Computer Oknotok 1997 2017」fes.
0:00 Intro / Daydreaming
6:47 Lucky
11:25 Ful Stop
17:30 15 Step
21:37 Airbag
26:35 Myxomatosis
31:06 All I Need
35:20 Pyramid Song
40:52 Everything In Its Right Place
46:39 Weird Fishes/Arpeggi
52:20 Idioteque
56:42 The Gloaming
1:00:14 The Numbers
1:06:14 Bodysnatchers
1:10:55 Street Spirit (Fade Out)

Encore:
1:18:03 You and Whose Army?
1:21:40 There There
1:27:20 Paranoid Android
1:34:07 Lotus Flower
1:39:54 Karma Police

エレファントカシマシ『遁生』


遁生

 

これから先は死ぬるまで
表へ出ないでくらす人。
たまに表へ出るときも
タバコと散歩に日をつぶす。
働く妻の横顔に力のぬけた目を向ける
鳴るのはテレビの音ばかり…。

「生活」無き身のはかなさは
くるむふとんの温かさ
ゴロリと寝ころぶ頭上には
積み上げられた本の山
苦しみ無き身のむなしさよ
浮かぶ未来は苦しげで…。

コツコツ鳴ってる火鉢を間に
誰かが俺に聞いている。
「お前はなぜに 引きこもる?」
俺は何も答えずに
引きつる笑顔を向けていた。

これから先は死ぬるまで
表へ出ないでくらす人。
コツコツ鳴ってる火鉢を間に
誰かが俺に聞いている。

「体の調子は何うなんだ?」
寄生虫にやられてる。」
「お前に女は必要か?」
「ペットのようなら飼ってもいい。」
「車に乗って出かけよう。」
「俺はふとんで寝ていよう。」
「それじゃテレビを見るとしようか?」
「悲しすぎて見てられぬ。」
「お前は何が欲しいのだ?」
「夕陽に浮かぶ富士の山。」
「お前はなぜに生きている?」
「小さき花を見るために。
小さき花を見るために。」

歌を誰か知らないか?
つまらぬときに口ずさむ、
やさしい歌を知らないか?
金のために何をする?
女のために何をする?
人のために何をする?
それでお前は何処に行く?
それで俺は何処へ行く?
ラ・ラ・ラ…。

どうだ貴様もくらさぬか?
俺と一緒に寝てくらそう。

 

 

婚活にみるジェンダー不平等と男女差別

www.asahi.com

 

日本のジェンダーの男女意識は、特に婚活現象/婚活プロパガンダを見るにつけ、俺は日本人やめてスウェーデン人とかデンマーク人に帰化したくなる。

(以下、記事引用)

「日本はスウェーデンの50年くらい前の状況かな」
 ――えっ、半世紀も?
 「取材で婚活パーティーに行った時、記入してと渡されたプロフィルカードに、得意料理を書く欄がありました。私は料理はしないので何を書けばいいかわからなくて、隣の男性のカードを見ると、そこが『年収』記入欄になっていた。あれはショックでした。女性の価値は料理、男性はお金で決まるの?って。スウェーデンでは50年、いや70年前の価値観かもしれません。男女の両方に偏見があると思いました」
 ――スウェーデンでは、女性が男性に求める条件に経済力や社会的ステータスはないのですか?
 「ありませんね。スウェーデンは税金が高い分、福祉が充実しています。だから女性にとっては、男性に経済力があるかというより、家事や育児ができるかが重要。それに、どんな趣味や考えを持っているかも。経済力で結婚して相手が嫌になった時、それでも一緒にいなくてはいけなかったら心が自由じゃない。女性も男性も独立していることが大事だと思います」

 

 

ぶっちゃけ男は年収、女性は家庭的か/性的な魅力
で評価される。就活→(連想)→「婚活」ならば、
もはや男性の市場価値は年収が一つの重要な要素なのは間違えない。
福祉が個人化・自己責任化され、世間体というイミフな価値がまかり通る日本では

俺は「1.障がいがある・2.収入は障がい者枠で再就職しても年収は低いetc...」

上記を理由として、女性に全く相手にされないだろう。こんなバカな話があるかと。